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(2)袖ヶ浦市の環境月間イベントについて
袖ヶ浦市環境保全課永峰秀夫
袖ケ浦市では、平成3年度に市政施行され、同時に「環境保全都市宣言」が行われました。この宣言は、Think Globally, Act Locallyという考えと同一線上にあり、きれいな水や空気、美しい緑を守り育てようとするものです。この宣言を受け、市民と事業者、行政が一体となって地域における環境保全活動を実践するため、環境月間イベント「暮らしと環境を考えようIN袖ケ浦」が開催され、今年で第6回目を迎えることになりました。
主な展示内容は、各団体が古紙・廃油等の資源ごみ回収、水棲生物の展示、合成洗剤と粉石けんとの比較などを行い、行政側は大気・水質等の調査結果、小中学生の環境ポスター展示、電気自動車の試乗等を行っています。しかし、行政側の展示物に対する来場者の関心は高いとは言えず、今後の広報活動の在り方について再考しなければならない時期ではないかと思われます。
ここで、今までのイベントを振り返ると、次のような反省点をあげる事ができます。
(1)行政側の展示物は、各種事業・補助金制度の概要をパネル展示したものが多く、来場者にとっては、無味乾燥に見えること。
(2)展示内容の大半が大人向けであり、予供の関心を引けないこと。
(3)手に触れる又は体験できるような展示物が少ないこと。
この他、イベントに大気・水質等のテーマを設け、それに従って展示・発表をするべきであるとの意見も聞かれますが、各参加団体はそれぞれの立場で環境保全活動をしているのであり、テーマを設けた場合はイベントに参加できない団体もでてくるとの意見もあって、見解が分かれるところです。
広報事業としての環境イベントは、より多くの人々に来場してもらい、一人でも多くの方に環境問題に関心を持ってもらう事が目的です。平成6年度の市民意識調査をみると、省エネ関係の設問では90.2%の人が「使わない電気器具のスイッチをこまめに消す」と答えてますが、環境関係では「水切りネットを使っている」が86.2%であるのに対し、「合成洗剤はあまり使わない」「廃食用油を排水口に流さない」は約60%でした。この数値をいかにして100%に近づけるかがイベントの大きな目的の1つではないかと考えます。
平成8年度は、イベントの中で廃木材を使用した本立て・巣箱作りを企画したところ、多くの親子でにぎわい、内容次第で子供達の関心を引けることが判りました。今後は、パネル展示中心でなく、来場者が興味をもって参加・体験できる企画を増やし、そのなかで環境間題に興味を持つようなイベントとしたい所存です。
(環境シンポジウム‘96千葉会議資料より)

 

 

 

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